デュースのブログ

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【ポケモンSV】初手イトウアークカミ対面構築【トリックマジック最終112位構築記事】

 こんにちは。今回はポケモンSV公式大会のトリックマジックで使用した構築の紹介になります。

  • トリックマジックのルールについて

 ポケモンSVにて使用可能なゴーストタイプのポケモンのみ参加可能です。(禁伝は除く)

  • 構築経緯

 パーティに居るか居ないかで相手の考えることが増えるのでヒスイゾロアークを最初に採用することにしました。(この時点で型は未定。)

 次にこのルールでの素早さTop1、2のブエナS↑のハバタクカミドラパルトの採用を考えました。ドラパルトを使用するに当たり、私がランクマレギュレーションA、Bで使い続けた初手襷+珠竜舞ドラパルトの並びを参考にし、ヒスイゾロアークを襷で、ハバタクカミをフィニッシャーとして運用することとしました。

 次に、フワライドバトン対策としてレッドカードミミッキュを採用しました。
 ここまでで対策が出来ていないゲンガー+ヤミラミの毒菱展開への回答としてサーフゴーを採用しました

 ラスト1枠は色々試していましたが、初手のゾロアークミラーを回避するために、チョキイダイトウ♂を採用しました。

 とりあえず6体は決まりましたが、HBサーフゴーがかなり重い構築となりました。しかし、この時点で本番前日となっていたため構築を完成としました。

 

  • 構築コンセプト

 ①初手イダイトウ2番手ゾロアークで荒らす

 ②ハバタクカミorドラパルトを通す。

 @気合いの襷

 特性:イリュージョン

 努力値:H4 A252 S252

 実数値:131-152-80-*-80-178

 テラスタイプ:フェアリー

 シャドークロー 叩き落とす 影打ち 呪い

 A:最大

 S:同族意識で最速

 H:余り

 本大会のトラブルメーカー。タイプ、特性、Sの高さが優秀で、先制技も所持しており、襷がピッタリの性能をしています。

 テラスタイプはフェアリーとし、ドラパのドラゴンアローに耐性を付けました。時には積み技にもなりますが、呪いが打てなくなる点は注意が必要でした。

 HBサーフゴーが苦手です。

 

  • ドラパルト

 @命の珠

 特性:クリアボディ

 努力値:A252 D4 S252

 実数値:163-172-95-108-96-213

 テラスタイプ:鋼

 ドラゴンアロー テラバースト 不意打ち 竜の舞

 A:最大

 S:同族意識で最速

 D:余り

 ゴースト以外の技をメインウェポンに出来、環境トップレベルの素早さ、最低限の耐久力はあるという点が強く、使い慣れたポケモンであるため採用しました。

 初手ゾロアークから繋ぎ、テラスタル+竜舞から暴れる予定でした。

 特性はクリアボディで力を吸い取るや凍える風の能力変化を防いでいました。

 テラスタルは鋼で採用しました。ミミッキュ、ハバカミを返り討ちに出来、ミラーでドラゴンアロー半減出来る点が優秀でした。

 HBサーフゴーが苦手です。

 

  • ハバタクカミ

 @ブーストエナジー

 特性:古代活性

 努力値:H4 B140 C108 D4 S252

 実数値:131-*-93-169-156-205

 テラスタイプ:ノーマル

 ムーンフォース シャドーボール 悪の波動 瞑想

 HB:意地珠ミミッキュのじゃれつくダメージが133まで

 S:同族意識で最速

 C:残りなるべく高く
 初手ゾロアーク2番手ドラパから繋がるフィニッシャーのつもりで採用しましたが、実際は初手イダイトウ2番手ゾロアークから繋がるフィニッシャーでした。

 ドラパを絡めた選出をする時はドラパにテラスタルを切りがちになるため、ハバカミが相手の先制技で処理されてしまう…と思いきや、他2体で盤面を荒らせていることが多かったり、ハバカミ自身にも最低限の耐久はあるため何とかなりました。

 イダイトウ選出をする時にはイダイトウとゾロアークがテラスタルに依存しにくいためハバカミまでテラスタルを温存できました。相手にテラスタルを切らせた後のノマテラカミの制圧力は悪くないと感じました。若干の火力不足は他メンバーの先制技や呪い等で何とかします。

 瞑想もあるため、HBサーフゴーにはそこそこ強いですが、電磁波は嫌です。

 

 @レッドカード

 特性:化けの皮

 努力値:H4 A252 S252

 実数値:131-156-100-*-125-148

 テラスタイプ:ノーマル

 じゃれつく シャドークロー 影打ち 呪い

 A:最大

 S:レッドカードとの兼ね合いで最速にはしたくなく、でもなるべく高く

 H:余り

 ライドバトン対策しつつピンポイントメタにならないような枠として採用しました。

 本番では上手なライドバトンには1敗しましたが、追い風やトリル始動役に対してレッドカードを発動させて裏のエースを破壊する動きが出来ました。

 HBサーフゴーが苦手です。

 

  • サーフゴー

 @タラプの実

 特性:黄金の体

 努力値:H228 B132 C4 D116 S28

 実数値:191-*-145-154-126-108

 テラスタイプ:ノーマル

 ゴールドラッシュ シャドーボール 悪巧み 自己再生

 HD:タラプの実を事前に発動していれば眼鏡カミのムンフォ確3

 S:同族意識でなるべく高く

 B:残りなるべく高く

 C:余り

 ゲンガー+ヤミラミの毒菱展開の対策として採用しました。本番ではそのような選出をされなかったので選出圧力は十分発揮されていました。裏選出をされた場合はゾロアーク剣舞の無いミミッキュ等を起点にしていました。格闘技持ちは多少嫌です。

 先に展開出来ればHBサーフゴーには有利です。

 

  • イダイトウ(♂)

 @突撃チョッキ

 特性:適応力

 努力値:H172 B84 A252

 実数値:217-180-96-*-95-98

 テラスタイプ:ノーマル

 ウェーブタックル アクアブレイク お墓参り アクアジェット

 A:最大

 HB:252ヒスイゾロアークの叩き+影打ちダメージが224まで(6.64%の低乱数)

 ゾロアークの初手同速ミラーが余りにも不毛だったので、ゾロアークに代わる初手要員を探した結果辿り着いたHAB振りチョッキです。

 初手でお相手のゾロアークミカルゲ、ゲンガー、コノヨザル、ハバカミを倒していました。私のパーティに選出される初手ドラパは本物率高めなのでお墓参りを打っていました。

 初手にイダイトウを置くことでお相手が勝手にゾロアーク警戒してくれたり、2番手のゾロアークが警戒されにくくなったりした気がしました。

 水テラスしてくるHBサーフゴーは苦手です。

 

  • 選出

  • 基本選出

 ++

 初手イダイトウで1体撃破、2番手ゾロアークで相手の2体目(大抵ミミッキュ)を撃破、ラストに出てくるポケモン(大抵ラウドボーンorイダイトウ♂)に叩きや呪いを入れつつハバカミで詰めます。

 ゾロアークがHBサーフゴーの起点にならないような立ち回りを心がけていました。

 ほとんどこの選出をしていました。(約8割)

 

  • ドラパ選出

 +@1

 お相手のパーティにヤバソチャが居る場合等、イダイトウを選出したくない時にしていた選出です。 

 

  • VSギミック

 

 or+@1

 ライドバトンや追い風への対策選出です。追い風始動役やバトンにレッドカードを当てて裏のエースにシャドークローを当てて破壊します。

 

  • 戦績

 最終レート:1753

 最終順位:112位

 

 

  • その他

 SV初のシングルバトルの公式大会で爆勝ちとまではいきませんでしたが、爆死しなくてほっとしました。

 サムネ参考↓

www.youtube.com